セコスマ〜ちょっとセコなスマホライフ

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スマホデビュー|「ドコモのエコノミーMVNO」とは?こんな人におすすめ!

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ドコモでは提携した通信サービスをドコモショップで契約できる「エコノミーMVNO」を2021年10月21日から開始しました。

auのpovo 2.0、SoftbankのLINEMOミニプランに対してドコモが出したソリューションが「ドコモのエコノミーMVNO」のようです。

私としては、下の記事で触れたように、スマートフォンの利用環境によってはおすすめのプランになり得ると考えています。

そこで、この記事では「ドコモのエコノミーMVNO」の2つのサービスの概要・特徴と、それらがどのような人におすすめなのかについて説明したいと思います。
「ドコモのエコノミーMVNO」が気になっている人は、この記事を参考にしてください。
 
 

「ドコモのエコノミーMVNO」とは

「ドコモのエコノミーMVNO」のねらい

ドコモの公式資料には、「ドコモのエコノミーMVNO」のねらいとして次の3項目があげられています。

  • MVNOが提供する低廉・小容量の料金サービスの充実
  • ドコモショップにおけるお客さまサポート
  • dポイントとの連携(ポイントの進呈、充当)
 

「ドコモのエコノミーMVNO」の種類

「ドコモのエコノミーMVNO」には、2022年1月時点で、NTTコミュニケーションズが提供する「OCNモバイルONE」とフリービットが提供する「TONE for docomo」の2つのサービスが提供されています。
これらの共通の特徴として、
  • 料金が安い
  • ドコモと提携しておりドコモショップで対面でのサポートが受けられる
  • ドコモの回線を使っておりカバー範囲が広い
  • dポイントが貯まる・支払いに使える
  • MVNOなので特に昼の時間帯で通信速度が遅いと感じる場合がある
といったことがあげられます。
それぞれのサービスの特徴、メリット・デメリットについて以下で紹介します。
 

OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ

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まず、OCNモバイルONEについて。

OCNモバイルONEには、通信容量に応じていくつかのプランが設定されています。

スマホ料金の節約方法を紹介する当「セコスマ」ブログとしては、「500MB/月コース」をピックアップしたいと思います。

 

OCNモバイルONE「500MB/月コース」の特徴

OCNモバイルONE「500MB/月コース」の大きな特徴は次の3点です。

  • 料金:550円(税込)
  • 通信容量:500MB(容量を超えた場合の通信速度は200kbpsに制限)
  • 10分の音声通話付き

料金は、「1年限り」などのキャンペーン価格ではなくず〜っとこの価格です。通話もできてこの価格は最も安い料金と言えるのではないでしょうか。

 

通信量の500MBはどのくらいの量なの?

通信容量の500MBというのは、電源を入れていると消費される容量が一定程度あるため、使えるのは1日あたり約15MB程度になると思われます。

(この「一定程度の通信容量」がカウントされない場合もあります)

主な用途で消費されるデータ量は次のとおりです。

  • テキストメール(300文字程度):5KB→3,000件/15MB
  • Webページ(Yahoo!Japanトップページ):236KB→約63ページ/15MB
  • LINE通話:300KB→50分/15MB
  • 動画(You Tube:5分):10MB→約7分半/15MB

テキストのメール、Webページの閲覧であれば、そこそこ利用できるのではないでしょうか。

動画を見るのは諦めないといけませんが、それ以外であればそこそこ使えるのではないかと思います。

 

500MBを超えた後の200kbpsというスピードはどのくらい使える?

私が契約しているIIJ mioは、高速モードをOFFにして、無制限に300kbpsの通信を行うことができます。

数日間、高速モードをOFFにして使ってみました。

感想は次のとおりです。

  • 動画を見るには相当な忍耐力が必要
  • 画像が少なければWEBページはストレスなく見られる(画像が多いと少し時間がかかるが我慢できないことはない)
  • radikoなど音声のストリーミングは問題なく聴ける
  • ゲームのPokémonGOはふつうに遊べる

IIJ mioの低速モードより少し遅いですが、ギガを使い切っても、動画を見ず、スピードを少し我慢すればふつうに使えると思います。

また、必要な場合は無料で利用できるd Wi-Fiを利用するという方法もあります。

詳しくは以下を参考にしてください。

kaznblog.hatenablog.com

 

OCNモバイルONEのメリット・デメリット

私の考えるOCNモバイルONEのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • 料金が安い
  • 契約時や困ったときにドコモショップで相談に乗ってもらえる
  • 10分だけど無料通話がついている

デメリット

  • データ量が少なく利用できるのはテキストメールやWeb閲覧程度

 

TONE for docomo(フリービット)

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次に、TONE for docomoについて説明します。

 

TONE for docomoの特徴

TONE for docomoの特徴は次のとおりです。

  • 料金:1,100円(税込)
  • 通信容量:動画以外は無制限 ※動画を見るには動画チケット(1GB 税込370円)を購入する必要あり
  • 「ドコモのエコノミーMVNO」の対象スマホiPhoneのみ
  • 安心の見守り機能「TONEファミリー」が月額308円(税込)で付帯可能
  • 通常の携帯電話番号に加えお得なIP電話番号がもらえる

Androidスマホはカメラのキタムラで契約できる

料金は「OCNモバイルONE」と同様、キャンペーン価格ではなく、1年後に高くなるようなことはありません。

 

TONE for docomoのメリット・デメリット

私の考えるOCNモバイルONEのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット

  • 動画以外であれば容量無制限で利用できる
  • 契約時や困ったときにドコモショップで相談に乗ってもらえる
  • 別料金ながら安心の見守り機能を付帯できる
  • 通常の携帯電話番号に加えて料金がお得なIP電話の番号がもらえる

デメリット

  • 動画を見るには別料金が必要
  • docomoでサポートが得られるのはiPhoneのみ

 

動画を見るには別料金がかかりますが、必要のない人にとっては容量無制限で使えるのは魅力的だと思います。

また、子供のいる家庭など、何かとスマホの利用に関して心配な人にとっては「TONEファミリー」は、有料ですが安心材料になります。

 

結論:「ドコモのエコノミーMVNO」はこんな人に向いている

共通

  • 携帯電話はやっぱりdocomoという人
  • dポイントを貯めたい・使いたい人
  • ショップでの対面サポートが必要な人

 

OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ

  • とにかく料金を安く抑えたい
  • とりあえずガラケーの時と同じ機能があればいい

 

TONE for docomo

  • 動画はあまり試聴しない
  • 自宅にWi-Fiの環境がなく容量を気にせず使いたい
  • スマホを安心して使いたい

 

まとめ

以上、「ドコモのエコノミーMVNO」の概要とどんな人に向いているかを考えてみました。

参考にして、よりコスパの高い契約をする参考にしてもらいたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。